Message 卒業生からのメッセージ
親子二代で受け継ぐ 学びと絆 ― 報恩謝徳の心とともに ―
京都商業高校 同窓生として―
このたびは、母校の創立100周年、誠におめでとうございます。
私が通っていた頃は、まだ京都商業高等学校と呼ばれていました。校風はまさに「質実剛健」。華やかさよりも誠実さを重んじ、日々の努力を惜しまない姿勢が自然と身につく学校でした。この気風は、時代が移り変わってもなお、次の世代へと受け継がれているように感じます。
現在、私は大阪経済大学で教育の現場に携わっていますが、仕事の活力の原点には、京都商業高校で培った物事に誠実に向き合う姿勢や共に青春を過ごした仲間との温かいつながりがあります。高校時代に築いた友情は、今も人生の大きな支えであり、節目節目で励まし合う大切な存在です。
次男が高校から大学へと進み、親子二代にわたって母校にお世話になっていることを、心から誇りに思います。
「質実剛健」の精神がこれからの100年も息づき、友情と学びの輪が世代を超えて紡がれていくことを願っています。
1987年 京都商業高校卒業
京都学園大学 経済学部経営学科進学
大阪経済大学 入試部長
黒正 洋史
親子2代で、本校を卒業。(左、ご本人)

